当社のモットーは「頼ることができることへの安心」と「人に頼られることの誇り・満足」
その両方が共存することで地域や社会が明るい未来に向かっていくものと考えております。
近年、社会の高齢化や家族のありかたが変化する中で、故人の部屋を片づけることや、大事な遺品整理をご遺族様が行うことが次第に難しくなってきております。
多くの人にとりまして、ご両親の残された品物を片づけようとする場合、どこかのタイミングで決心されるのは、どういう時なのでしょう。
四十九日が終わったとき、残されたご遺族の皆さまが「さあ、これからどうしよう⋯」と思い始めることが多いような気がいたします。
また、品物が残っていると、気持ちにけじめが付かないから整理しようと決意される場合もあるでしょう。
様々な理由があったとしても、いつかは誰かがやらなくてはないのが遺品整理なのでしょう。
お気持ちの整理がついたところで、取りかかるのが一番いいタイミングだと思います。
私たち遺品整理士は「物を片づける」だけが仕事ではありません。
結果はそうであっても、その過程で故人への敬意を払い、その方の人生に思いを寄せ、寄り添う気持ちをもって事に当たることが大事だと考えています。
事務的に作業を終わらせることが目的ではなく、ご家族の皆様のお役に立ち、少しでも皆様方の心の負担を減らせることこそ、作業以外の本来の目的だと感じています。
お墓じまいも同様に、先祖代々、その地域に根を張り、地域と共に暮らして来られた長い歴史との最後のお別れとなります。
心の中に将来の不安を感じながらも現実には、跡をみてくれる縁者がいないことの心の負担を日々考えられている方も多いのではないでしょうか。
私たちは、遺品整理やお募じまい事業を行うにあたって、常々意識しているのは「どこの事業者よりも、誠意と真摯さをもって、お客様のご要望にお応えする」という基本姿勢です。
やはりこの事業は「死」という人間としてないがしろにできない崇高な事に関わること、お身内や親類緑者の方々の悲しみとともにあること、また、ご高齢者という先人として日本の歴史の繁栄を支えてきた方々と接することから、心の通わない、流れ作業のようなやり方は絶対したくないという思いで、日々の事業に取り組んでおります。
最後に皆様のご多幸をお祈りしながら皆様とお会いできますことを願っております。
代表取締役
日高 和博